【Triggevent】お手軽高機能カスタムトリガー「EasyTrigger」使い方

2024年8月23日

注意事項

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2024/08/23 記事作成

ツール概要

EasyTriggerはTriggeventの機能の一つでお手軽にトリガーの作成や細かい設定が出来ます

Dalamudプラグインの「Telesto」をインストールしてあればトリガーに応じてテキストコマンドやマクロなどを自動で使うことができます。

Eventログからすぐにトリガーを作ることも出来てカスタムトリガーの知識がなくてもトリガーを作ることが出来ます!

リポジトリ

ゲーム内でテキストコマンドを実行するためにTelestoプラグインが必要になります。

https://raw.githubusercontent.com/paissaheavyindustries/Dalamud-Repo/main/repo.json

初期設定のままで大丈夫かと思います。

使い方

今回は「挑発」したときにチャットを送るトリガーと
敵の行動に対応してマーカーを付けるトリガーを作ってみます。
挑発マクロだと暴発したりラグ出来たりしますよね・・・。

トリガーの作成&設定(Make Easy Trigger版)(挑発)

1.元のログを探す。

一番簡単な「Event」タブからの作成方法を紹介します。
この方法であればトリガーの作り方がわからなくても作れます。
まず、木人でもいいので「挑発」を使います。
次に、「Triggevent」の「Event」タブを開き、作りたいトリガーのログを探します。

「挑発」のログを探します。

このときに「Source Entity」で「Self」を選ぶと自分のログだけ抽出できるので簡単に探せます。
(「Source Entity」の2個後ろにある、「Ability/Buff」で「挑発」を検索してもOKです。)

2.トリガーを作る。

「挑発」のログを右クリックするとメニューが出てくるので、
「Make Easy Trigger」を選択します。

選択すると、入力画面が出てきます。

読み上げるテキストを入力するのですが空欄のままでOKです!
こちらは後ほど設定します。

これだけでトリガー出来ました!
今の状態だと自分が「挑発」を使用したときに「挑発」の読み上げと、オーバーレイが表示される状態です。


次は設定を調整します。

3.トリガーの調整

まず各種項目をざっと説明します。

項目が多いですがそこまで難しいところはないかと思います。
トリガーとしては完成してるので調整するところも少ないのでご安心を!

まず管理しやすいようにトリガー名とCalloutの設定を調整します。
トリガー名:挑発しました!
自分のスキルなので読み上げとオーバレイはよほど必要ないと思うのでCalloutは消しちゃいます。
左にあるDeleteを押します。(必要な方は個人で編集を)

TTSとText欄に初期で書いてある{event.ability}とはトリガーになったアクションのスキルを取得しています。
{event.getSource()}と記述すると行動者の名前(自分であればYou)、
{event.getSource().getJob()}と記述すると行動者のジョブ名が取得されます。

他にもたくさんあるので時間があるときに別で書きます。

4.ゲーム内コマンドを追加

次にゲーム内でチャットコマンドを送信するActionを追加します。
Actionsにある「New」を押して「TelestoCommandAction」を選び「Selecto」を押します。

最後にText Script:の欄にゲーム内で実行したいチャットコマンドを記入して終わりです!
今回は「/e 挑発しました! <se.4>」にします。(文章やseは好みで変更を!)

実際にゲーム内で「挑発」をして、Echoで表示されたら成功です!
成功したら「/e」を「/p」に変えて完成です!

5.まとめ

解説が長くなりましたが簡潔にまとめると、
①「Event」タブのLogから対象のLogを探す。
②Logを右クリックして「MakeEaseTrriger」でトリガー作成して好みで調整。
③「TelestoCommandAction」を追加してゲーム内アクションを記述。
たったこれだけです!
一度覚えてしまえば次回からはサクサク作れるかと思います。

トリガーの作成&設定(通常版)(レイン&ドロップ)

次に敵の行動に対応して自動でマーカーを付けるトリガーを作ります。
最終目標はベノムレイン、ベノムドロップに対応したマーカー付与です!

1.トリガー作成

今回は通常の手順でトリガーを作ります。
「New Trigger」から「ACTLogLineEvent」を選択し「Select」を押してトリガーを作成します。

2.トリガー調整

「Actions」に「TelestoCommandAction」を2個追加して次の画像の編集します。

①Name(好みです)LH2層 レイン ②Regexラブリーは「.*レイン」を唱えた ③TTS&Text(好みです)レイン、一人受け ④Text Script/mk circle <la> ⑤Text Script/mk attack1 <circle>

◎マーカーを付けるコマンドはなくても動きますが、
合間に◎マーカーを付ける挙動をいれることによって
既に①マーカーが付いていたときにマーカー消してしまうのを防ぎます!

例えば、ボスに①マーカー→①マーカーとやるとマーカーが消えますが、
①マーカー→◎マーカー→①マーカー(◎マーカー対象)とやることで安定性が増します!

これで「~~~・レイン」使用時に自動でマーカーがつけれます!

3.トリガーを複製する

ドロップの方もちゃちゃっと作りましょう!
先程のトリガー選択して「Clone Trigger」を押します。

これだけで複製完了です!
あとはドロップ用にを調整しましょう。

①Name(好みです)LH2層 ドロップ ②Regexラブリーは「.*ドロップ」を唱えた ③TTS&Text(好みです)ドロップ、二人受け ④Text Script/mk circle <la> ⑤Text Script/mk attack2 <circle>

ドロップ版も完成です!

4.テストしてみる。

でもこれで動くか不安ですよね。
条件だけゴルベーザ用に書き換えて試してみましょう!
先程のトリガーをどちらでもいいので「Clone Trigger」で複製して、
Regexをディレイ・アース用に書き換えます。

ゴルベーザは「.*アース」を唱えた

書き換えたら制限解除でゴルベーザに突入して「ディレイ・アース」詠唱時にマーカーがつけれたら成功です!
成功したら「Delete Selected」でテスト用のトリガーを消しちゃいましょう!

トリガーだけくれ!

下記のコードをコピーして、「Import Triggers」→ペースト→「Import」でそのまま使用できます。

挑発通知トリガー

[{"enabled":true,"concurrency":"BLOCK_NEW","eventType":"gg.xp.xivsupport.events.actlines.events.AbilityUsedEvent","conditions":[{"@class":"gg.xp.xivsupport.events.triggers.easytriggers.conditions.SourceEntityTypeFilter","type":"THE_PLAYER"},{"@class":"gg.xp.xivsupport.events.triggers.easytriggers.conditions.TargetEntityTypeFilter","type":"NPC"},{"@class":"gg.xp.xivsupport.events.triggers.easytriggers.conditions.AbilityIdFilter","operator":"EQ","expected":7533},{"@class":"gg.xp.xivsupport.events.triggers.easytriggers.conditions.TargetIndexFilter","operator":"EQ","expected":0}],"actions":[{"@class":"gg.xp.telestosupport.easytriggers.TelestoCommandAction","calloutReplacements":true,"globalReplacements":false,"command":null,"textScript":"/p 挑発しました! <se.4>"}],"name":"挑発しました!"}]

LH2層 レイン

[{"enabled":true,"concurrency":"BLOCK_NEW","eventType":"gg.xp.xivsupport.events.ACTLogLineEvent","conditions":[{"@class":"gg.xp.xivsupport.events.triggers.easytriggers.conditions.LogLineRegexFilter","lineType":"NETWORK","regex":"ラブリーは「.*レイン」を唱えた","matcherVar":""}],"actions":[{"@class":"gg.xp.xivsupport.events.triggers.easytriggers.actions.CalloutAction","tts":"レイン、一人受け","text":"レイン、一人受け","colorRaw":null,"hangTime":5000,"useIcon":true,"uuid":"694e7eef-101b-4a79-a1f4-94e50fbe569f"},{"@class":"gg.xp.telestosupport.easytriggers.TelestoCommandAction","calloutReplacements":false,"globalReplacements":false,"command":null,"textScript":"/mk circle <la>"},{"@class":"gg.xp.telestosupport.easytriggers.TelestoCommandAction","calloutReplacements":false,"globalReplacements":false,"command":null,"textScript":"/mk attack1 <circle>"}],"name":"LH2層 レイン"}]

LH2層 ドロップ

[{"enabled":true,"concurrency":"BLOCK_NEW","eventType":"gg.xp.xivsupport.events.ACTLogLineEvent","conditions":[{"@class":"gg.xp.xivsupport.events.triggers.easytriggers.conditions.LogLineRegexFilter","lineType":"NETWORK","regex":"ラブリーは「.*ドロップ」を唱えた","matcherVar":""}],"actions":[{"@class":"gg.xp.xivsupport.events.triggers.easytriggers.actions.CalloutAction","tts":"ドロップ、二人受け","text":"ドロップ、二人受け","colorRaw":null,"hangTime":5000,"useIcon":true,"uuid":"694e7eef-101b-4a79-a1f4-94e50fbe569f"},{"@class":"gg.xp.telestosupport.easytriggers.TelestoCommandAction","calloutReplacements":false,"globalReplacements":false,"command":null,"textScript":"/mk circle <la>"},{"@class":"gg.xp.telestosupport.easytriggers.TelestoCommandAction","calloutReplacements":false,"globalReplacements":false,"command":null,"textScript":"/mk attack2 <circle>"}],"name":"LH2層 ドロップ"}]

まとめ

EastTriggerだけでも他にも出来ることがたくさんあるのですが書ききれません!
随時更新していきます!

質問や要望があればお気軽にコメントください!
できる限り対応させていただきます。